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ビジネスを取り巻く環境がめまぐるしく変化する今、時代の二一ズに即応した新しいビジネスの構築が必要になっている。大阪産業創造館の「クラブINクラブ」は,新商品・新サービスの開発やユニークな販売方法など、大阪発の新たなビジネスを生み出そうとしている交流グループの立ち上げや活動をサポートするサービス、サポート期間は6ヵ月。各グループは、この短い期間で具体的な成果を出すために、熱心な活動を集中的に行っている。現在、奮闘中のグループの活動内容を紹介しよう。

河村敏之

■プレゼンテーションツールの完成をめざして!河村敏之


ウェブ関連から印刷業、小売業まで多種多彩な業種が揃う。
前、クラブINクラブで活動していた「ホームページアクセス向上交流会」のメンバーが中心となり、より具体的な成果を出す活動をめざして「なにわトータルプロデュース」を発足。
このクラブは、中小企業が苦手とするプレゼンテーションツールを共同作業で作成し、それを利用することにより、受身の受注活動ではなく積極的に営業活動に挑戦していくというもの。
リーダーの河村敏之氏によると、「広報部や宣伝部がある大手企業と違い、中小企業がプレゼンテーションをするとなるとアウトソーシングに頼りがちで、莫大な費用が必要になってきます。
こで、ひとつのマニュアルとなるプレゼンテーションツールがあれば、アレンジするだけで応用できるのではないかと考えたのです。今後、中小企業が元気になるためにも、ノウハウを役立てていきたいですね」。
ず、小売業の店舗出店・運営に対するプレゼンテーションを行う際のツールにテーマを絞り、作成を始めた。この場合、プロセスごとに、[1]店舗出店の土地情報・市場調査[2]建築・改装・内装デザイン[3]什器・ロゴ・看板・POP[4]パンフレット・副資材[5]販売ソフトなどのコンピュータシステム構築[6]ホームページの制作・運営、ネット通販サイトの構築といった6つのカテゴリーに分類することができる.「より実践に近い活動をするために、ブラジルのシューズ『オバナンケン』のフラッグシップショップ※出店に向けて、プレゼンテーションツールを作成していきます」。
終的には、クラブINクラブでの活動内容をデータ化し、CDなどの成果物をつくる予定だ.他の異業種交流会などに所属する人たちにもアドバイスを求め,より完成度の高いものへと仕上げていくという。「実際に商売で活用できるツールでなければ意味がありません。活動の流れの中で、プレゼンテーションの組み立て方も,メンバーとともに学んでいきたいと考えています」。→実際の掲載記事

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